1950-04-26 第7回国会 参議院 農林委員会 第32号
首相は答弁において曾ての救済運動のごとき運動を起すことは、今日政府は考えておりません、こう答弁されたのでありますが、救済運動でないところの農村不況打開及び農業の振興計画並びに農業の振興刷新運動のごとき積極的な運動はされるお考えでありますかどうか。又このような積極的な運動であつたらば首相は喜んで予算的措置を講ぜられると思うのでありますが、この点お伺いしたいのであります。
首相は答弁において曾ての救済運動のごとき運動を起すことは、今日政府は考えておりません、こう答弁されたのでありますが、救済運動でないところの農村不況打開及び農業の振興計画並びに農業の振興刷新運動のごとき積極的な運動はされるお考えでありますかどうか。又このような積極的な運動であつたらば首相は喜んで予算的措置を講ぜられると思うのでありますが、この点お伺いしたいのであります。
つてその故にこそ農地改革が指令せられたのでありますが、その指令中にも、耕作農民が「合理的なる利率にて長期又は短期の農家貨付金を利用し得ること」や、「農業協同組合運動を育成奬励」するための方策樹立が指示せられておるのでありまして、我が国農業再建の中核体とも言うべき農業協同組合の育成強化は、敢えて極東委員会の決定や連合軍総司令部よりの指令を持つまでもなく、我が国独自の立場から申しましても、又現下の農村不況打開
○藤野繁雄君 農村不況の原因は只今大臣からのお話の通りであるといたしましたならば、私などは農村不況打開のためには、過去において農村が行詰つたときの例に倣いまして、農村の経済更生計画を立てると同時に、一方の方においいては農協自体が農協の拡充計画を立てまして、両々相俟つて行かなくちやできないと思うのであります。